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管理番号(品番)について

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CDプレス・DVDプレス・Blu-rayプレスの際には規格品番というものが必要となります。
管理番号(品番)とも言いますが、工場含め全ての受注情報の管理はこの番号で行われております。
ディスクの記録面の内側に小さく刻印されておりますが、ジャケットやレーベルにも入れておくのが良いでしょう。流通させる場合も、やはりこの番号を管理番号として使います。 今回はこの規格品番に関してご説明してまいります。

規格品番(管理番号)とは

規格品番(管理番号)は日本レコード協会が定めた規格「RIS502 レコード商品番号体系」に基づき、CD・DVDなどの市販されているメディアに対して付けられたコードです。
半角アルファベット大文字・ハイフン・半角数字を組み合わせて構成されています。文字数は、5文字~15文字の間で、半角アルファベット大文字4文字と半角数字1~5桁、両者をハイフンでつなぐという組み合わせが一般的です。
ディスクの種類に関わらず、プレスを行う際にはこの番号をお客様の方で予め決めていただく必要がございます。

規格品番(管理番号)が必要な理由

  1. 受注情報を管理する必要があるため
    海外、国内プレスに関わらず、受注があると、ディスクを作成する前にまずスタンパー(金型)を作成するのですが、その際に他のスタンパーと混同しないように、番号をスタンパーの中心穴付近に刻印します。(出来上がったディスクにも、管理番号は刻印されます)逆に申し上げると、管理番号がないと生産の進行に移れないため、管理番号は必須といえます。
  2. 流通用製品の場合、管理番号を入れることを定められているため
    市販される商品に関しては、日本レコード協会が定めた「RIS502 レコード商品番号体系」」に基づいて、管理番号を定める必要性があります。個々の商品を識別するためというのが目的で、販売用ではない商品にも1の理由から管理番号は必要になりますが、上述した規格にしばられないため、ある程度自由に管理番号を決めることができます。

規格品番(管理番号)の意味について

市販される商品の管理番号は半角アルファベット大文字4文字と半角数字1~5桁、両者をハイフンでつなぐという組み合わせが一般的です。
日本レコード協会が定めたでは「RIS502 レコード商品番号体系」では下記の様に定められております。

  1. 会社コード
    会社コードは、その商品を発売する会社が識別するもので、アルファベット2文字の組み合わせで表します。 このコードは、「RIS504別冊各種コード一覧表」に規定する発売会社コード表によって定められています。
  2. 形態分類コード
    形態分類コードは、その商品の種類を分類するもので、アルファベット1文字で表現されます。コードはAからZまでございます。例えば、DVD-videoは「B」、12cmCDは「C」という風に割り振られております。
  3. ジャンルコード
    各企業が任意に用いることができるが、もっぱらレコードレーベルやジャンルの区別をするために使われることが多いです。
  4. シリアルコード
    シリアルコードは、個々の商品を区別する番号で、数字1~5桁で表現されます。このコードはその商品を発売する会社で定められます。

日本レコード協会非会員(インディーズレーベル、海外レーベル等)で、かつ販売を委託しない会社については、規格品番を決めるに当たり、上記規格に拘束されることはありませんが、協会の商品番号体系と重複しないよう、配慮してほしいと呼びかけています。

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